様々なボトルを扱ううちに、ラベルに描かれた紋章に興味を覚えました。
紋章学の本をいろいろと読みあさっていくうちに、ロンドンにある紋章院に訪問したりとハマった時期がありました。
開店にあたり英国紋章をモチーフにCASKの営業コンセプトにあわせて作成しました。
なお、この紋章は紋章院に登録されておりませんのであしからず。

この紋章の製作にあたり細かいところを相談させていただきました、
Y先生有難うございました。






紋章の構成
冠飾り(クレスト)  水鳥(ユリカモメ)

酒という文字はさんずいと酉(トリ)という字に分けられます。それで水鳥を置くことを思いつきました。ユリカモメは都内の公園でもみられる美しい水鳥です。カモメにフラダリ(百合)を付けユリカモメであるということが一見して分かるよう洒落も含めてみました。 ちなみにゆりかもめは東京都の鳥に指定されております。

サポーター  白いライオン

あらゆる白い生物は神秘性と伝説的なもの、そして純粋さ、清潔さを連想させます。その想いは、お酒にも通じます。 ライオン2頭を蒸留酒、醸造酒と位置づけお互いを相殺しないようチェーンをつけました。

アクセサリー

紋章のまわりにあるアクセサリー、分かりづらいのですが実は”樽”が配されています。当店の店名ですね。

モットー

紋章下にある巻物には"In Vino Veritas"とラテン語で書かれています。 これは”酒に真実あり”といった格言で当店のモットーになっています。
映画「パッション」でローマ総督ピラトが、その妻やイエスとの会話中”Veritas"(ヴェリタス)を何度も言うシーンがあります。唯一聞き取れたラテン語でした(笑)

第1クォーター
天秤(青地に金)

お客様に供出するあらゆるサーヴィスの調和、バランスを目指すということで選出。
青地はギリシャ神話にある天秤の話から夜空をイメージしています。オリジナル性を出すために三日紋を天秤の上にひとつ、秤に月をデザインしたものを入れました。
(営業は夜なので・・・)

第2クォーター 
市松模様(赤と金)

古来、計算盤としてこのような柄を使用していたと知り選出。商売をしている、お店であるの位置づけ。

第3クォーター 
ブドウ(赤字に金)

醸造酒の代表として選出。特にワイン。赤字は太陽を表し、太陽の恩恵がなければ味や収穫に影響され美味しいワインは造れないとの意味合いから。
第4クォーター 
麦の束(青地に金)

蒸留酒といえば穀物。特にウィスキー、各種スピリッツ、ビール。青地は水を表し水が良くなければ美味しい蒸留酒は造れないというところから選出。
第3、第4クォーターについて
コンセプトであるあらゆるお酒を取り揃えるということから、各原料の
代表である麦とブドウの図を取り入れました。