4月29日、ウィリアム王子とケイトさんが目出度くご結婚され、イギリス国内はもとより
関係諸国においてもお祝いムードかと思っております。
日本でも様々なマリッジ・グッズがテレビでも紹介されてますが、
私たちスコッチ・ウィスキーを扱う者において特に注目するのは、
やはりロイヤル・マリッジ・ウィスキーです。
チャールズ皇太子とダイアナ妃のご成婚において、リベットやマッカランなど
ロイヤル・マリッジなる銘酒を誕生させ、マニア垂涎のアイテムとなっておりますから
今回のご成婚においても期待が膨らむところです。
早速マッカランでは1,000本限定のマリッジ・アイテムを出しましたが、
投機対象でしょうか、オークションでは価格がうなぎ登りになっております。
そんなわけで当店でもお祝い参加でマリッジものをご用意いたしました。
しかしながら、ただ飲むのはつまらないので簡単にウンチクを・・・・・。
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Littlemill 20y 46% 70cl Royal Marriage
Hare Brothers Ltd. |
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English Whisky Co.
Royal Marriage 46% 70cl
19世紀終わりに閉鎖された蒸留所が
100年ぶりに復活!
2006年12月12日にファーストランの
ST.Georges蒸留所産。
バーボン樽のノン・ピーテッドをメインに
ピーテッド、赤ワイン樽熟成を少量プラス。
若い原酒を飲んだことが無い方には
特にオススメ。 |
セント・ジェームスからウィリアム王子の紋章を着目してみましょう!

細かいところは割愛しますが、この紋章、非常にチャールズ皇太子の紋章と似ています。
盾、冠飾り、サポーター(ライオンとユニコーン)の首にレイブルと呼ばれる
三本足が見てとれますね。
これはエドワード3世(1312-1377)の長男、
プリンス・エドワード(ブラック・プリンス1330-1376)のときから
皇太子の紋章は”王の紋章に3本足の銀色のレイブルを加えたもの”として制度化され、
現在でも使われています。
チャールズ皇太子と決定的に違うのはのレイブル中央にホタテ貝を
加えてあるところです。(右図)
ケイデンシーと呼ばれる方法で類似した紋章を識別できるようになっています。
イギリスの紋章は日本の家紋と違い個々に与えられますから似たような紋章でも
明確に分けられます。
さて、なぜホタテ?かは母親である故ダイアナ妃の紋章を見てみましょう。

ダイアナ妃ご成婚時にチャールズ皇太子の紋章と並べられて使用された紋章です。
これはスペンサー家の紋章を女性用の盾形である菱形の盾に収めたものです。
ホタテが見えますね!!

ウィストン・チャーチルの紋章にもスペンサー家の紋章が組み込まれていますね。
つまりダイアナ妃とは遠縁関係にあることが分かります。
ちなみにダイアナ妃、チャールズ皇太子とは七またいとこの関係にあります。
もうお分かりの通り、レイブルのホタテの貝殻はダイアナ元皇太子妃からとったものです。
このように母方のチャージを使うことは非常に古い習慣なのだそうです。
ママのホタテがあって良かったですねw
ウィリアム王子のハートを射止めたケイト・ミドルトンさん。
一般女性からの花嫁さんなのはご存じでしょう。
これまでの王室にとっては凄いことなのだと思います。
そのケイトさんに紋章が授与されましたね!!
今後この紋章入りのラベルが出るかもしれません。

デイリー・メール紙より
先祖には大工や炭坑労働者などが含まれ、およそ貴族とはかけ離れた世界にあった
ミドルトン家。ウィリアム王子と結婚して王室入りするケイトさんは自身の紋章を掲げる
資格を得るものの、ケイトさんの父親のマイケルさんが嘆願を申し立てたことにより、
マイケルさんの子供、ピッパさん、ジェームズさん、妻のキャロルさん(56)のミドルトン家
全員がこの紋章を使用する権利をもつことになったという。
デザインはシンプルで、3人の子供を現す3枚の葉がモチーフになっている。
このアイディアはケイトさんによるものとされる。
ドングリは3人がカシの大木のように立派に育ったことを示す。
カシはイングランド、そして強さの象徴であるほか、子供たちが育った
ウェスト・バークシャーは多くのカシの木があることでも知られる。
デザインの中央にある金色の山形紋は、一家の中心であるキャロルさんを表している。
キャロルさんの旧姓はゴールドスミスだった。
また、2本の白線の山形紋は、スキーやアウトドア好きな一家の山への愛を示している。
さらに、背景にある赤色と青色は、英国の国旗とウィリアム王子の紋章に合わせたもの。
一家の長として、マイケルさんは伝統的な盾の形のものを使用するが、
未婚のケイトさんは波形の形のものを使用する。紋章を担当する
「College of Arms Garter Principal King of Arms and Senior Herald」の
トーマス・ウッドコックさんは、昨年のクリスマスの直後にケイトさんの両親と一緒に
このデザインを作り上げたという。費用は4,400ポンドだった。
ミドルトン家の全員が制作過程から参加し、このデザインを大変気に入っていると
ウッドコックさんは明らかにしている。
ちなみに、ミドルトン夫妻が経営する、インターネット・ビジネスの
パーティー・グッズ販売会社「Party Pieces」で販売されている、ジョークの紋章入りの
紙皿と紙コップにもドングリが使用されているという。